今年もトマトの受粉を行ってくれるハチを迎え入れました。
クロマルハナバチという在来性のハチです。
施設栽培のトマトではよく使用されています。
見た目はクマバチに似ていて、黒くまるっとしたかわいいボディをしています。
このハチはいい意味で人間に興味がなく、こちらから無理に触らない限り
刺してきません。
ひたすら花粉を集めることに専念し、確実にトマトの受粉してくれます。
ハチを受粉に利用するメリットとしては、
・労力削減
・人工的な受粉ホルモン剤を使用しない
・奇形果の発生率がかなり少ない
等があげられます。
因みに、、
蜂蜜はとれません。むしろ蜂蜜を生成できないため、人間がエサとして糖蜜を定期的に与えなくてはなりません。
トマトの花粉が幼虫のエサになり、働きバチには糖蜜を与えます。
トマト栽培でハチを使用する場合は、ハチの飼育管理もしっかり行わなければなりません。