今年のトマトハウスの準備がいよいよ始まりました。
今年もまずはハウスビニール張りからです。
当園のある地域は冬になると大雪が降る豪雪地域であるため、冬の間はハウスビニールを剥いでいます。
冬の期間にビニールを剥ぐ理由は主に二つあります。
一つは雪の重みによるハウスの倒壊を防ぐことです。
そしてもう一つは、作付けの無い期間、雪や雨の水によって余分な成分を土壌から洗い流すということです。
雪や雨によって齎される大量の自然の水は、最高の洗浄効果があります。
自然の恵みに感謝ですね!
そして雪もなくなる3月になると、再びハウスにビニールを張ります。
ビニールを張る作業は風との戦いです。というより、風があるときは大変危険で作業はできません。
そのため私は、無風で氷点下の早朝にビニールを張るようにしています。
氷点下の早朝はハウスの骨組みが凍っており、ビニールもスルスルと引っ張ることができます。
もちろんすべてのハウスを一気に張ることはできないので、条件のいい日を常に調べて、
二週間~三週間の期間をみて全棟にビニールを張っていきます。
澄んだ早朝に見る朝日はとても奇麗です。
その間に並行して、ハウス内の土壌の耕運、畝の整地等も行っていきます。
ハウス内の準備にかんしては、ある程度作業が進んだ後にまたブログにアップしたいと思います。
今年も忙しい春が始まりましたが、頑張ります!!